蓄えたエネルギーで細胞を新しくするオートファジー

細胞レベルで新しくなるオートファジーはケトン体を使うからケトン体測定器でオートファジー状態をある程度見極めることができる。上手く蓄えた脂肪を糖に変える状況を作れれば16時間もいらない。

16時間ダイエットとかケトン体ダイエットが、何を目的としているのかを知れば時間ではないことがわかる。

細胞レベルの老化と生活習慣の老化

オートファジーは細胞レベル入れ替えなんでガンや老化を防げる。それは血中の栄養がないと身体の一部を分解再構築するから新しい細胞に変えられる。その際にケトン体が発生し肝臓に脂肪を送る。

16時間ダイエットとかはアスリートや痩せてる人、腸の弱い人、運動量の少ない人には、エネルギーを消費するための有酸素能力や筋肉量が衰えてしまって、結局はオートファジーを起こす原動力がなくなってしまう。これは生活老化現象。

空腹から20分の運動が良いと思っていたから、朝起きてすぐにスクワットジャンプと腕立て伏せをやっている。体温も上がれば動きが速くなるから時間の流れが遅く感じる。よって仕事量が増える。毛細血管にも酸素が行き渡り保存される。

ちゃんといいサイクルで運動できていれば、肌は老化することがないことを実際感じている。

※1 ケトン体
絶食時に中性脂肪が分解され、脂肪酸とグリセロールに変換される。脂肪酸が更に分解されることでアセチルCoAとなり、これを材料としてアセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸、アセトンが合成される。これらをケトン体と総称している。基本的に脳はブドウ糖しか栄養として利用できないが、ブドウ糖が十分に利用できなくなる絶食オートファジー時には、ケトン体を栄養として利用することが知られている。

※2 オートファジー
細胞内の主要な分解系であり、不要なタンパク質や細胞内小器官(小胞体、ミトコンドリアなど)を分解することで健康を維持している。そのため、オートファジーはがんや神経変性疾患、心不全など、様々な疾患に対して抑制的に働くと考えられている。オートファジーでは、隔離膜と呼ばれる扁平な膜が現れ、分解基質を取り囲みながら伸張し、端が閉じることでオートファゴソームを形成する。分解酵素に富んだリソソームがオートファゴソームと融合することで、内容物を分解する。

医師が実践しているオートファジーのやり方 | コラム | 京都御池メディカルクリニック[予防医療、検査、がん治療]

前回のコラムにて「ケトン体」とか「オートファジー」といったお話を致しました。人間のカラダはブドウ糖が枯渇してくると脂肪をエネルギーに変えていきます。その際にで…