「治りにくい傷跡がいつのまにかシミに!避ける方法はありますか?」よくお聞きする質問です。ここ数年は大きく進歩してるのがこのシミに対する予防と除去の方法です。ヒートショックを使った光治療は基本ですが、メラミン色素に対して脅威の働きかけをしてくれる成分が開発されています。用法を守って使えば美肌フォトとの相性は抜群で、想像以上のスピードでシミや傷跡をケアしてくれます。いくつか紹介しますので参考にしてください。
未成熟瘢痕に効く!生傷にはバイオイル
日焼け跡や傷跡が気になる方にはバイオイルがおすすめです。これは、副作用の少ないレチノールを保存向けにした「パルミチン酸レチノール誘導体」と言うビタミンAが配合されており、色素沈着を抑え肌再生を促します。多方面で実績報告があり、かなり信頼できます。引用したyoutubeは根拠のある視点で解説されており、とても参考になります。特に未成熟瘢痕と言って「これから治る状態である傷」にはかなり有効です。
【店頭販売】バイオイルBioil 125ml 3,300円(税込)
- 世界166か国で愛されている美容オイル
- フェイスオイルやボディーオイルとしてはもちろん、妊娠線の保湿に、妊娠線クリームやマタニティオイルのようにお使いいただけます。キズあとやニキビあとの保湿ケアなど、全身にお使いいただける美容オイルです。
- からだにやさしい植物由来成分
- 12年にわたる研究開発から生まれた独自成分ピュアセリンオイル1。ラベンダーやカモミール2、ローズマリーやトウキンセンカエキスなどの植物由来成分とビタミンA3、ビタミンE3を配合。植物由来の天然保湿成分、独自成分がお肌の角層深くまでスッと浸透しするから、軽やかなテクスチャなのに、全身しっかり保湿。
- これ1本! 全身に使えるマルチ美容オイル
- 伸びが良く、軽い質感でべたつかないので、フェイスオイルやボディーオイルとしても非常に使いやすい商品です。髪やネイル、フェイスオイルボディーオイルとして、全身の保湿ケアができる美容オイルです。フェイスオイル、ボディーオイルとしてはもちろん、妊娠線の保湿に、妊娠線クリームやマタニティオイルのようにお使いいただけます。
- リラックスする香りでマタニティオイルとして
- カモミールとラベンダーのハーバルフローラルの香りで、ゆったりとリラックスできる美容オイル。すっきりと使いやすい、ほのかに香るやさしい香り。妊娠線の保湿として、マタニティオイルの代わりにお使いいただく際は、妊娠線クリームと同じように、気分をリラックスさせながらお肌をケアしていただけます。
- ノンコメドジェニックテスト済み
- バイオイル(Bioil)はパッチテスト済み、ノンコメドジェニックテスト済みです。フェイスオイル・美容オイルとしても安心してお使いいただけます。フェイスオイル、ボディーオイル、妊娠線クリームの代わりの保湿に、バイオイル(Bioil)をマタニティオイルとして使用いただけます。※すべての方に皮膚刺激が起きない・ニキビのもと(コメド)ができないというわけではありません。
- 【整肌成分】ビタミンA3・ビタミンE3 【保湿成分】ラベンダーオイル・カモミールオイル2・ローズマリーオイル・トウキンセンカエキス *2 カモミールオイル:ローマカミツレ花油 *3 ビタミンA:パルミチン酸レチノール ビタミンE:酢酸トコフェロール
古い色素には美肌フォトによるヒートショックが有効
バイオイルは未成熟瘢痕に対して化膿や色素を抑える効果を発揮しますが、古い色素には効きません。表皮ガードが強く外部からは成分が弾かれます。古い色素は美肌フォトが最適です。光の熱で色素を破壊し自己修復にて皮膚を復活。エラスチン・ヒアルロン酸・コラーゲンを生産できる状態にするヒートショックプロテインを生成させます。自らの修復機能のため副作用や失敗も少なく安全です。
古い色素にも効く!美白ならハイドロキノン
ハイドロキノンとは
ブルーベリーやイチゴ類、麦芽、コーヒー、紅茶などに含まれ、天然に存在する身近な成分。世界中の美容の専門機関で使用されています。皮膚科領域で色素沈着の治療に用いられてきた薬剤で高い還元性を持つ物質です。欧米では美白成分として広く使用されており、歴史は20年以上にわたります。シミの原因であるメラニン色素を消す有効成分として知られアスコルビン酸、アルブチン、エラグ酸の60~100倍ともいわれています。炎症後色素沈着(ニキビ跡、やけどの痕、湿疹の痕など)、肝斑、日光性黒子、雀卵斑(そばかす)などが適応となります。美肌フォトやトレチノインを併用すると浸透性が高まりより効果が期待できます。
【店頭販売】安定型ハイドロキノン10%クリーム8g 2600円(税込) 日本製
- 【新安定型ハイドロキノン10%配合】酸化によるパワーの劣化を抑え、長時間ケアを持続できる新安定型ハイドロキノンSHQ-1A。新安定型ハイドロキノンは、マイクロカプセル化されており、肌に触れると徐々に溶ける構造。まるでパックをしているかのように気になる部分を集中的にケアします。ハイドロキノンを少しづつ浸透させることで、肌への急激な刺激を抑えます。低刺激だからこそ、10%もの高濃度配合が可能になりました。
- 【その他成分】α-アルブチンは、ハイドロキノンを安定化させたハイドロキノン誘導体です。より透明感をサポートします。また、ナツメ果実エキスやカンゾウ根エキス、オウゴン根エキスも配合。厳選した植物エキスが肌荒れを防ぎ、肌そのものの美しさを引き出します。
- 【ご使用方法】朝晩の洗顔後、化粧水やゲルでお肌を整えた後、気になる部分にスポットでご使用ください。ハイドロキノンのパワーと肌環境を守るために、日中は日やけ止め(SPF15以上)をご使用ください。お顔全体でのご使用はおやめください。
- 【ご注意】
- 使用前にパッチテストとして上腕内側に塗って24時間後に赤みかゆみがないか確認してください。肌が赤くなった場合は使用を中止してください。
- 一般の薬剤に比べて非常に安定性が悪いため必ず冷暗所にて保管してください。
新陳代謝が10倍!ピーリングにはトレチノイン
トレチノインはビタミンA(レチノール)活性体で、正式には「オールトランスレチノイン酸」といいます。生理活性はビタミンAの約50-100倍であり、新陳代謝の促進効果があり、米国では、しみ・ニキビの治療医薬品としてFDAに認可されています。トレチノインはもともと血液中にも微量に存在している成分で、抗原抗体反応を起こしたり、アレルギー反応を起こすことはありません。またトレチノインはレチノイン酸の一部分の構造を変化させた誘導体です。これにより光や熱に対する不安定性が改善され、角質に浸透されやすくなりました。
- 角質を剥がす(ピーリング)作用があり、表皮のターンオーバー(新陳代謝)の促進
- 通常4週間での表皮のターンオーバーが2~3倍にの約2週間に早まります。大多数のシミは、表皮の一番深い層(基底層)周辺にメラニン色素が沈着しています。表皮の新陳代謝が促進することで、メラニン色素の排出が早くなることで、浅い部分にあるシミが薄くなっていきます。
- 皮脂腺の働きを抑え、皮脂の分泌を抑える
- ニキビの大きな原因となるのが、過剰な皮脂分泌と厚くなった角質による毛穴の詰まりです。トレチノインで表皮の入れ替わりが促進されると、角柱がはがれやすくなり、毛穴が詰まりにくくなります。また、トレチノインにより皮脂腺が委縮するため、皮脂の過剰分泌を抑えることができ、ニキビの改善・ニキビ予防につながります。
- 真皮でもコラーゲンの分泌を高め、皮膚の張り、小じわの改善!
- トレチノインの作用により、真皮にある線維芽細胞が活性化するため、コラーゲンの産生が活性化します。長期的な目でみると、小じわを改善したり肌のハリをアップしたりすることができます。化粧品でレチノールが配合されているものがありますが、レチノールはトレチノインの約100分の1の生理作用しかないため、治療効果を認めるまでにはいたっておりません。刺激の少ない石鹸をたっぷり泡立てて優しくなでるように洗顔します。皮膚を強くこすらないことが大切です。洗顔直後は角質層が水分を多く含んでいるため、浸透性がよく効きすぎることがあります。20分ほどおくか、または化粧水、保湿クリームを塗ったうえからトレチノインオイルジェルを塗って下さい。トレチノインは患部からはみ出さないように薄く塗ってください。
- 反応をみながら使用頻度を決めてください。
- 最初は2日に1回夜のみ使用、問題なければ、毎日1回夜のみに切り替えていくことをおすすめします。
- 使用当初は塗っても反応がないことも多いのですが、数日後から塗った部分が赤くなり、角質が垢のようにポロポロ剥けてくることがあります。そして、刺激に対してさらに敏感になります。このような反応はアレルギー性の皮膚炎ではなく、トレチノインオイルジェルが効果を発揮していることの目安ではあります。このような反応のピークは最初の3週間ほどですが、皮膚の赤み等がひどい場合は、自己判断せずに医師に相談するようにしてください。
- 皮膚の角質がはがれていくので一時的に乾燥がひどくなることがあります。日焼け止めなどによる紫外線対策と、肌の保湿をしっかり行うようにしましょう。
- 熱や紫外線で分解されやすいため、保管状態が悪いと効果が下がる可能性があります。薬品を使用していないときは冷蔵庫で保管し1ー2ヵ月毎に新しくしましょう。
- 妊娠中、あるいは妊娠の可能性がある場合は使用しないでください。
- 1~2か月使用したら、1か月休薬してください。
美肌フォトの創傷治癒が最強
色素沈着を少なくするには傷を治す段階で対処するのが最短で効果があります。自らの間質細胞を創傷治癒で再生化します。光や高周波で炎症しない程度に熱を与え、それを治すことで正常な肌にすのが美肌フォトです。細胞レベルでターンオーバーを促しながらキレイな肌に生まれ変わるのです。極端に言えば、もう一度未成熟の瘢痕に戻すようなイメージです。美肌フォトを行って3日後の肌を見れば効果をすぐ理解できます。ぜひ一度お試しください!