ボディメイクコンテストのお客様から、よく聞かれること

ボディメイクコンテスト前の美容カウンセリング

Notエステには、ボディメイクコンテストに出場されるお客様が多くご来店くださいます。みなさん本番に向けて、ハリのある肌づくりや、ステージで美しく見えるための脱毛など、仕上がりへの本気度が本当にすごいんです。

そんなお客様から決まって聞かれるのが、「タンニングマシンって、結局どうなんですか?」というご質問。良いのか悪いのか。せっかくなら、肌のことを大切にしながら判断してほしいので、少し調べて整理してみました。

タンニングマシンは「タバコと同じ分類」だった

タンニングマシンと紫外線リスクのイメージ

まず驚いたのが、日焼けマシン、いわゆるタンニングマシンは、WHOの専門機関であるIARCによって「ヒトに対して発がん性がある」とされるグループ1に分類されているということです。

ここで大事なのは、「タバコやアスベストと同じ分類」というのは、危険度がまったく同じという意味ではありません。ヒトで発がん性を示す証拠が十分にある、という分類です。それでも、美容目的で気軽に浴びるにはかなり重い情報だと感じます。

具体的な数字を挙げると、こんな研究結果があります。

  • 若い時期にタンニングマシンを使い始めるほど、皮膚がんの中でも特に怖いメラノーマのリスク上昇が報告されている
  • 強力なタンニング機器では、UVAが真昼の太陽の10〜15倍程度に達することがある
  • 2025年に報告された研究では、利用者は非利用者に比べてメラノーマの発症リスクが約2.85倍という結果が示されている

「キレイに焼けるマシン」というイメージとは、ずいぶん違う顔を持っているんですね。

「アジア人だから大丈夫」がいちばん危ない

アジア人の肌と紫外線ケアのイメージ

「私はアジア人だし、赤くならずにこんがり焼けるタイプだから平気」。お客様からもよくお聞きする言葉です。でも、これがいちばん気をつけたいポイントです。

赤くヒリヒリにならなくても、紫外線による肌の奥のダメージは蓄積していきます。そもそも肌が黒くなること自体が、「肌が傷つき、その防御反応としてメラニンを作り出した」サイン。つまり日焼けは、肌にとって小さなSOSでもあります。

もちろん、肌質や体質によって反応には差があります。でも、赤くならないことと、肌にダメージがないことは同じではありません。シミ、シワ、たるみ、将来の肌トラブルまで考えると、「焼けるタイプだから安心」とは言い切れないのです。

コンテストの世界も、いまは「塗る」が主流

スプレータンでステージの仕上がりを整えるイメージ

実は、コンテストの現場でも流れは大きく変わってきています。ボディビルやフィジークの大会では、「焼く」よりも、大会ルールに合ったカラーリング剤やスプレータンで「塗る」仕上げを選ぶ方が増えています。

理由はシンプルです。暗い肌色はステージの強いライトを受けたときに、筋肉の陰影やラインをくっきり見せてくれます。その見え方を、強いUVで肌を傷めずに作れる時代になったということですね。

スプレータンやセルフタンにも、吸い込みや目・唇・粘膜への付着を避けるなどの使い方の注意はあります。それでも、肌をUVで焼かずにステージ映えを目指せる点は、コンテスト後の素肌まで考えると大きなメリットだと思います。

肌のプロとして、私たちが「塗る」をおすすめする理由

肌のプロがすすめる焼かない仕上げのイメージ

毎日たくさんのお客様の肌に触れているからこそ、私たちNotエステは「塗る」方向をおすすめしています。

せっかく美肌ケアや脱毛で肌を整えても、強いUVを浴びてしまっては、もったいない。コンテストの仕上がりと、その先の素肌の健やかさ。どちらも大切にしてほしいと思っています。

リスクはできるだけ小さく、肌のことを考えて毎日を過ごす。私は、そのほうがずっと健康的だと感じています。

タンニングについて気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談くださいね。あなたの「キレイ」を、肌の側からしっかり応援します。

気になるほくろ、急に変化したシミ、出血やかゆみが続くできものがある場合は、エステではなく皮膚科での相談をおすすめします。

参考情報